皆さん、こんにちは。利用者のKです。
7月7日といえば、なんでしょうか。
そう、「七夕」です!
ということで今回は、七夕について調べてみました。
皆さんがよく知る七夕のお話(七夕伝説)は、
中国で生まれたものが元になっているそうです。
「天空の神様・天帝(てんてい)の娘である織女(しょくじょ)は、機織りが上手で神様たちの
着物の布を織る仕事をしている働き者だった。そんな娘を見かねた天帝は、同じく働き者
の牛飼い・牽牛(けんぎゅう)と引き合わせ、やがて二人は恋に落ち、結婚した。ところ
が、結婚すると二人は毎日遊んで暮らし、働かなくなってしまい、怒った天帝が二人を天
の川の両岸に引き離した。二人は泣いて悲しみ、仕事にならず、可哀そうに思った天帝
が、二人が毎日真面目に働くなら、年に一度、七夕の夜に会わせてやると約束した。」
ちなみに、七夕伝説は日本以外にも韓国などのアジアだけにとどまらず、世界各国に地域
によっていくつもの七夕伝説があるとのこと。
ただし、ざっくりとしたストーリーは共通しているらしいです。

日本では上記のお話に出てくる織女を「織姫」、牽牛を「彦星」と呼んでいます。
また、織姫は、こと座の1等星・ベガ、彦星は、わし座の1等星・アルタイルでもあります。
夜空を見ると、この2つの星の間に天の川が存在していることが観察できます。
ちなみに、ベガとアルタイル、そして、はくちょう座のデネブを合わせて「夏の大三角」と呼ばれます。
ベガもアルタイルも1等星であり、特にベガは数ある1等星の中でも5番目に明るい星とのことなので、夏の夜空を見る際には、是非探して観察してほしいです。
ところで、七夕の夜に織姫と彦星が年に一度だけ会えるわけですが、私の中では、七夕の夜が晴天だった記憶があまりありません。
むしろどんよりとした曇り空や雨の日のイメージが強いです。
それもそのはず、なんていったってこの時期の日本は「梅雨シーズン」であるから!!
調べてみると、1991年~2020年の30年間における7月7日の天気出現率は、地方によって数値は違いますが、晴れはおおむね20%前後、一方で曇りや雨はそれぞれ40%前後や50%前後という情報がありました。
一方で、この時期梅雨明けしていることの多い、沖縄県那覇市の記録は晴れが50%前後、曇りは15%前後、雨は30%前後という数値で、星空を見られる可能性が高くなっています。
地域によって差はありますが、少なくとも東京がこの七夕の時期に梅雨明けすることは非常に稀。
ということは、高確率で天候不良ということに。
では、なぜ、梅雨の時期に七夕があるという状態なのか。
それは、七夕の日付、7月7日は「旧暦」の日付だから。
そしてその日付を現代の暦でもそのまま使用しているために丁度、梅雨の時期と被ってしまっているということです。
ちなみに、現代で使われている新暦と旧暦にはざっくりと1カ月程のズレがあります。
(同じ月日でも毎年ズレが生じます)
つまり、旧暦7月7日を新暦の日付にすると、8月中の日付にあたります。
そう考えると、梅雨も明けた夏の夜、織姫と彦星が出会う様子はよく見えそうですよね。
ちなみに、国立天文台では旧暦の七夕を「伝統的七夕」と呼び、HPに毎年の伝統的七夕の日付を公開しています。
現時点では、2030年分まで公開されているのですが、
2024年…8月10日、2025年…8月29日、2026年…8月19日、2027年…8月8日、と、
いかに、旧暦とのズレが生じているのかがよく分かります。
さて、最後になりますが、七夕は「五節句」の一つに数えられるそうです。
「五節句」とは、日本の伝統行事である、七草の節句・桃の節句(ひな祭り)・菖蒲の節句(こどもの日)・七夕の節句・菊の節句、5つの節句を指す言葉です。
この五節句には、それぞれ“行事食”と呼ばれるものがあります。
七草の節句や桃の節句、菖蒲の節句はすぐに連想されるかなと思います。
個人的には菊の節句はあまりなじみがありませんでしたが、秋の味覚などが行事食になるそうです。
<行事食 一覧>
七草の節句…七草粥
桃の節句…ひなあられ、菱餅、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物など
菖蒲の節句…柏餅、ちまき 菊の節句…栗ご飯、なす料理
では、七夕の節句の行事食はなんでしょうか?
答えは、「そうめん」です。
ご存じでしたか?
私は小学生のときに給食で、毎年7月7日近くには「七夕そうめん」という名前で、オクラが入ったそうめんが必ず登場していました。
(オクラが入っているのは断面が星型だから)
そのため、「七夕=そうめん」のイメージが強くありました。
ちなみに、七夕にそうめんを食べる由来も、中国の伝統から来ているらしいです。
行事食には、家族の無病息災と幸せを願う意味があります。
例えば、お正月に食べるおせち料理にも各料理に意味があることなどが有名ですよね。
皆さんも、7月7日にはそうめんを食べて、織姫と彦星に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
