ストレス対処プログラムのご紹介

こんにちは!

イーネクスト渋谷のスタッフのMです。

イーネクスト渋谷では、

定期的にストレス対処プログラムを実施しています。

今回はその内容をちょっとだけ

ご紹介してみたいと思います。

この日のテーマは、

「セルフトークについて考える」でした。

「セルフトーク」とは、心の中の口ぐせのことです。

これがストレス対処にどう役立つのでしょうか。

ストレスのコーピング(対処)には、

①刺激に対するコーピング

②評価に対するコーピング

③反応に対するコーピング

④社会的支援

という4種類のコーピングがあります。

セルフトークは、

その中でも「評価に対するコーピング」と

密接に関係があります。

ある刺激に対して、

「問題あり」と評価すればストレス反応につながりますが、

「問題なし」と評価すればストレス反応は生まれません。

評価はその人の考え方によりますし、

その時の状況によっても変化します。

そのため、同じ刺激を受けても、受けとめ方によっては

ストレスを感じる度合いは全く異なるのです。

セルフトーク(心の中の口ぐせ)には、

その人の刺激の受けとめ方が反映されます。

そのためセルフトークを考え直してみることで、

ストレスを必要以上に感じないですむ受けとめ方のコツを

学ぶことができるのです。

セルフトークの例を挙げてみます。

「ちょっとしたミスをして上司に叱られた」という場面。

皆さんならどのようなセルフトークが思い浮かぶでしょうか。

ある人は、

「また私だけ怒られた!」という怒りのセルフトーク。

ある人は、

「また叱られた。もうダメだ。」という絶望のセルフトーク。

ある人は、 「まあいいや。今度は気をつけよう」というセルフトーク。

同じ場面でも、人によって物事の捉え方が異なるので、

セルフトークは人それぞれだということがわかります。

上の2人は、タイプは異なりますがストレスを感じそうです。

一方、一番下の人はあまりストレスを感じなくて済みそうです。

このように、物事を否定的に受けとめやすい人の

セルフトークを「マイナスのセルフトーク」といいます。

マイナスのセルフトークの典型例を簡単に紹介します。

自分もよく言っているセルフトークがないか、

確認してみてくださいね。

①「なぜ自分だけ~なんだ」

②「自分はまったくついてない」

③「誰も~してくれない」

④「どうせだめに違いない」

⑤「いつも~になってしまう」

⑥「みんな自分をバカにしている・嫌っている」

⑦「失敗したらどうしよう」

などが挙げられます。

これらを「バランスの良いセルフトーク」に

変えていくことができれば、ストレスに感じることが

軽減するということになります。

バランスの良いセルフトークは、

グループワークで皆で考えました。

ここが集合プログラムの醍醐味ですね。

「気にしない、気にしない。」

「怒られているうちが華だ。」

「これはネタになるぞ。」

「失敗は成功のもと。」

「今、私怒られてんだけど。うける!」

「どんまい、どんまい。」

「次から頑張ればいいだけだ。」

「指摘されたところだけ直せば怒られることはない。」

「次につなげればいい。」

などなど。いろいろ出ました。

きっと何か参考になるセルフトークが

あるのではないでしょうか。

早速、使ってみてくださいね。

イーネクスト渋谷では、

いつでも見学・体験のご予約を承っております。

心理プログラムで自分の生きやすい考え方を身につけてみませんか?

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「働くことに悩みがあるので聞いてほしい」

「どんなサポートを受けることができるのか知りたい」など、

どんなことでも結構ですのでお気軽にご連絡ください。

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TEL: 03-6383-3455

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どうぞよろしくお願いいたします。